国登録有形文化財!えちごトキめき鉄道「二本木駅」をゆく|上越おでかけ情報

こんにちは、ホウライスタッフです。

皆さんは上越にある、えちごトキめき鉄道「二本木駅」をご存知でしょうか?

二本木駅の駅舎や雪囲いなど、7棟の建造物が有形登録文化財に登録されるように答申が行われたということど、この機会に見に行ってきました。

(追記:2019年9月に国登録有形文化財に登録されました!)

有形登録文化財に登録されるのは、

  • 二本木駅駅舎
  • ホーム上屋
  • ホーム待合所
  • 地下道及び上屋
  • 倉庫
  • ランプ小屋
  • スイッチバック線雪囲い

の7棟です。

二本木駅駅舎

二本木駅は上越市中郷区にあります。

開業は1911年(明治44年)にさかのぼり、国鉄時代とJR東日本時代を経て、2015年にえちごトキめき鉄道へ移管されました。

開業前年の1910年から修繕を重ねてきた木造駅舎

スイッチバック線と二本木駅

スイッチバック線とは、山間部などで急勾配を昇り降りするために作られた線路のこと。

ジグザグに進むような形を想像すると分かりやすいでしょうか。

スイッチバック(写真手前)とえちごトキめき鉄道
スイッチバック線に侵入するリゾート列車「雪月花」

二本木駅は新潟県内で唯一のスイッチバック線をもつ駅です。

日本は山間部が多いので、箱根登山鉄道や富士山駅など各地にスイッチバック駅がありますよ。

雪月花と二本木駅

「えちごトキめきリゾート雪月花」は、えちごトキめき鉄道のリゾート列車です。

上越妙高駅を出発したのち、妙高高原で折り返して糸魚川駅間を走行します。日本海と妙高山脈の絶景を眺めながら、新潟の美食グルメを堪能できるという、一度に3度楽しめる人気列車です。

画像右にちらっと写るのが二本木駅駅舎

人気の豪華列車との競演はなかなか見ものです!

駅の建物を見に行ったのに、車両の撮り鉄だけ満足して帰ってきてしまいました…。

上越に訪れる機会がありましたら、ぜひこの素晴らしい鉄道遺産を見に来てくださいね!