こんにちは、ホウライスタッフです!

連日暑い日が続いていますが、体調を崩されていませんか?熱中症対策は万全でしょうか?

熱中症対策として、厚生労働省ではナトリウム40~80mg/100mℓのスポーツドリンク又は経口補水液の摂取が推奨されています。

ところが猛暑の影響で、ホウライの薬局でも販売中の「OS-1」が全国的に品薄状態です。経口補水液が手に入らないときはご家庭でも簡単に作ることができます!

今日は「熱中症の症状別応急措置と経口補水液の作り方」についてご紹介します。

この記事の目次

熱中症の症状には3段階ある

熱中症の症状は重症度別に3段階あり、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病の4種類に分類されます。重症度Ⅲの場合は意識障害や臓器障害が生じることもあり、命に関わる大変危険な状態に陥ります。

熱中症にならないための対策が一番重要ですが、熱中症の症状を知って、自分や周りの人が「もしかして熱中症かも?」と判断できるように準備することも大切です。

熱失神

皮膚の表面を通る血管が拡張すると急に血圧が低下し、脳への血流が悪化すると起こる。主な症状:めまい、立ちくらみ、顔面蒼白、瞬間的な失神など

熱けいれん

大量に汗をかくと水分とともに塩分が奪われ、血液のナトリウム濃度が低下することで手足などに痛みやけいれんが生じる。主な症状:筋肉痛、こむら返り、筋肉のけいれんなど

熱疲労

大量に汗をかいて体の水分が奪われると、脱水状態に陥り体がぐったりするような症状が表れます。主な症状:全身倦怠感、頭痛、吐き気、嘔吐、集中力低下など

熱射病

熱失神・熱けいれん・熱疲労がより進行し、呼びかけに反応しなくなるなど中枢機能に異常をきたした状態。主な症状:意識障害、高体温、全身のけいれん、うまく歩けない、過呼吸、臓器の機能障害など

参考:環境省環境保健部環境安全課『熱中症環境保健マニュアル 2018』
イラスト:アトリエウパ

熱中症が疑われるときの応急措置

熱中症が疑われるときは、重症度に関わらず、できるだけ早く適切な応急措置をおこなう必要があります。救急車を呼んだ場合でも、現場ですぐに体を冷やして水分・塩分補給を行うことが重要です。

涼しい場所で安静にする

風通しの良い日陰や、扇風機やクーラーがついている室内に避難させましょう。救急車を呼んだ場合でも、涼しい場所に避難して待機することが大切です。

脱衣して身体を冷やす

・衣服を脱がせて、体内にこもった熱を放出させます。きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて熱の放散を助けます。

・体の表面に冷水をかけるか、水で濡らしたタオルなどをあてて、うちわや扇風機などであおぎ体を冷やします。

・氷がある場合はビニール袋に入れて氷のうを作り、特に首の両脇、わきの下、太ももの付け根など、皮膚の真下を流れる太い血管を冷やします。氷がない場合は、自動販売機やコンビニ等で冷えたペットボトルを調達します。

水分補給+塩分補給

・自分で水分補給できるようなら、冷たい水を飲んでもらいます。大量の汗をかいている場合は、水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンク経口補水液を飲ませます。スポーツドリンクの中には糖質が多く含まれるものがあります。糖質制限をしている方や、普段あまり運動しない方は注意しましょう。

・意識障害がある、呼びかけに応じないなどの場合は、水分が気道に流れ込んでしまう可能性があるため注意しましょう。

・吐き気がある、すでに嘔吐の症状がある場合は、口から水分を摂取せずに病院で点滴などの処置が必要となります。

参考:環境省環境保健部環境安全課『熱中症環境保健マニュアル 2018「3.熱中症を疑ったときには何をするべきか」』

経口補水液の作り方と分量

市販の経口補水液が手元にないときは、ご家庭でも簡単に作ることができます。厚生労働省では水100mlあたりナトリウム40~80mgを推奨しています。今回はこの分量に従って「500mlの経口補水液」を作ります。

材料と分量

  • 水・・・500ml(ペットボトル1本分)
  • 砂糖・・・10g~20g(大さじ1~大さじ2と1/4)
  • 塩・・・1.5g(小さじ1/4)

材料を全てあわせてかき混ぜるだけ!完成です!作った補水液は冷蔵庫に保管して、その日のうちに消費しましょう。

大さじも小さじも家にないときは、ペットボトルのキャップで代用できます。ペットボトルのキャップはほとんど共通の規格で「すりきり一杯=7.5cc =大さじ半分」です。大さじ1の砂糖であればキャップ4杯分になりますね!

いかがでしたか?

熱中症は室内にいても起こります。暑い場所にいないから大丈夫、運動していないから大丈夫という思い込みは危険です。自分や家族の命を守るために、万一の時に備えた熱中症対策を心がけましょう!