こんにちは、ホウライスタッフです♪

ぽかぽか暖かい日が続いていますね。

気温が上昇するこの時期に気をつけてほしいのが「食中毒」です。

 

家族で過ごす時間が増えて自炊する機会が増えたり、自炊に疲れてテイクアウトやデリバリーを利用するようになった、という方も多いのではないでしょうか。家族の健康のために、ウイルス対策だけではなく食中毒対策もしっかりと行いましょう!

この記事のもくじ

4~6月も食中毒に要注意!

こちらは平成30年度の月別食中毒発生件数」。

引用:平成30年 東京都食中毒発生状況(確定値)

食中毒が最も発生しやすい夏場に加え、4~5月にかけて発生件数が増えていることがわかります。これは気温と湿度の上昇が主な原因です。

暑くなってきたがエアコンをつけずに、室内に食事を放置していた。

部屋が暑くなるから加熱時間を短くした。

手作りお弁当を持っていってピクニックをした。

など、手洗い・消毒だけでは防げない食中毒の危険が潜んでいます。自炊はもちろん、外食・フードデリバリーを利用する際にも注意が必要です。

生肉を食べてはいけない!

さて少し前のお話…。

平成27年、食品衛生法に基づき「豚のお肉や内臓を生食用として販売・提供すること」禁止されました。

豚の生肉を食すと、E型肝炎ウイルスや菌による重い食中毒が発生する危険があるためです。豚肉以外にも牛やイノシシ、シカなどその他の動物についても同様に、食中毒の発生リスクが非常に高いため「加熱処理」が必要です。

厚生労働省が推奨している加熱の仕方は「中心部まで75度で1分以上」

わたしたち薬剤師は薬局業務以外にも、学校薬剤師として学校給食の検査などを行っています。厚生労働省が作成した給食の安全管理に関するマニュアルの中で、加熱処理についてもしっかりと規定されています。

内容を見ますと、

調理の途中で適当な時間を見はからって食品の中心温度を校正された温度計で3点以上測定し、全ての点において75℃(二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品の場合は85℃)以上に達していた場合には、それぞれの中心温度を記録するとともに、その時点からさらに1分以上加熱を続ける。

とあります。

豚肉や牛肉に関わらず、家庭で調理をする場合もこのことを知っておくと食中毒のリスクを減らすことができますね。

 

外食やフードデリバリーにも要注意!

外食やお弁当のテイクアウト、フードデリバリーなどを利用するときは食中毒のリスクが高い食品を避け、できる限り「中まで十分に加熱処理されているもの」を選ぶことが重要です。

≪食中毒のリスクが高い食品≫

  • 生・半生肉
  • 生卵
  • 生鮮魚介類(特にカキを含む二枚貝)
  • 生野菜サラダ
  • 手作りおにぎりなど

また、テイクアウトやフードデリバリーで注文したものは、移動している間に食中毒の原因となる細菌が増殖してしまう可能性があります。購入した後は、あたたかい場所に長時間放置せずにすぐに消費するよう心がけましょう。

もちろん食べる前には手洗い・うがい・消毒を忘れずに!

食は安全第一。くれぐれも食品の取扱いには注意して、ご自身や家族の健康を守りましょう