こんにちは、ホウライの薬剤師です!
先日、患者さまからこんな相談を受けました…
「新型コロナウイルスの影響でどこにも出かけることが出来ず、何もすることがないからスマホやタブレットで動画を見てばかりいると、目が疲れて困る」
皆さんはいかがでしょうか?
そこで今回は、今すぐ実践できる「目の疲れを軽減する方法」をご紹介します。
▼ この記事の目次
今すぐ設定したいパソコン・スマホ機能【3選】

疲れ目の主な原因は、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ること。画面を見過ぎると、目の筋肉が凝り固まって血流が悪化し、眼精疲労を引き起こします。
軽度の疲れ目であれば、十分な睡眠をとることである程度は改善されることもあります。
ブルーライトカットアプリ
ブルーライトは、快適な睡眠に必要な「メラトニン」という物質の分泌を妨げ、眼精疲労や睡眠障害に影響を与えると言われています。
ブルーライトカットアプリを利用すると、スマートフォン画面から放出されるブルーライトを軽減し、眼球や視神経への負担を少なくすることが期待できます。

メラトニンの分泌は、夜12時に寝る場合、午前2時くらいにピークに達し、その後は次第に減って、すっきりとした朝を迎えます。
ところが寝る直前までスマートフォンを使用しているとメラトニンの分泌が遅れ、ピークが後ろにずれてしまいます。
そして朝の起床時にまだメラトニンがだらだらと分泌され、寝足りない気がするのです。
アプリによっては、読書用や就寝前など好みに合わせて明るさを調整できます。まずは無料アプリで試してみてはいかがでしょうか?
■Android用アプリ
■iPhone用アプリ
疲れ目を予防するブルーライト対策【iPhone】
iPhoneをお持ちの方は、「Night Shift」という機能を設定するだけで、アプリを利用しなくてもブルーライトを軽減することができます。
「Night Shift」の機能は、画面の色を冷たい色から暖かい色に切り替えてブルーライトをカットします。※この機能を使うにはiOS9.3以降のものにアップデートする必要があります。
「設定」>「画面表示と明るさ」をタップします
「Night Shift」をタップします

3. 機能を有効にする時間を決めたい場合は、「時間指定」をオンにします。
4.「カスタムスケジュール」>「開始・終了」の時刻を設定します。

5. 翌朝まで有効にしたい場合は、「手動で明日まで有効にする」をオンにします。
この設定は、翌朝になると自動で機能が無効(オフ)になってしまうので注意しましょう。
疲れ目を予防するブルーライト対策【Windows10】
Windows10には「夜間モード」という新機能があります。
これはiPhoneの「Night Shift」と同じように、画面の色を寒色系から暖色系に変更することでブルーライトをカットする機能です。
「設定(スタートメニューの歯車アイコン⚙)」をクリックします
「システム」をクリックします

3.「ディスプレイ」>「夜間モード」をオンにします
4.「夜間モード設定」から色温度やオン/オフ時間を設定します
時間を指定したい場合は、「夜間モードのスケジュール」をオンにして、「日没から朝まで」または詳細な時間を設定してください。

夜間モード機能を無効(オフ)にしたいときは、一番最初の設定画面からいつでも変更することができます。
簡単な設定ですのでぜひ試してみてください!
簡単!今すぐできる眼球ストレッチ
道具は一切不要、自宅でも職場でもいつでもできる「目のストレッチ法」をご紹介します。
■ステップ1
- まず、目をギュッとつぶって3秒数えます
- 目を2~3回パチパチします
■ステップ2
- 思いっきり右を見て3秒数えたら、ステップ1を1回行います
- この動作を3回繰り返します
- 逆の左を思いっきり見て3秒数えたら、ステップ1を1回行います
- この動作を3回繰り返します
- 同じように、上を見て3回→下を見て3回→右斜め上→左斜め下→左斜め上→右斜め下…とそれぞれ3回ずつ行います
- 最後にステップ1を1回行って終了です!
このストレッチのコツは、
- 顔を動かさないで目だけを動かすこと
- やっている最中は、息を止めないで深呼吸しながら行うこと
お仕事の合間や、寝る前などほんの数分でできますので、ぜひ皆さんもやってみてください!
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「目の疲れにいいとされる栄養素と効果的な食べ方」もあわせてチェックしましょう!