近頃の運動不足が気になっている、ホウライスタッフです🐰

2カ月半で6kg減!リバウンドしにくい生活習慣改善ダイエット」を読んでから、体組成計を買おうかと迷っています…。

そもそも「体組成」とは何のことでしょう?体組成計と体重計は何が違うのでしょか?

▼ この記事の目次

体組成とは何のこと?

床で腹筋をする女性

私たちの体は、大きく分けて「筋肉・脂肪・骨・水分」によって構成されています。これらの体を構成する組織のことを「体組成」と言います。

健康的な身体を維持するためには、筋肉が少なすぎても脂肪が多すぎてもいけません。

また、減量や体質改善をおこなう場合等にも、体組成のトータルバランスを適切に維持することが重要になります。

体組成計の測定方法と選び方

体組成計は、主に「両手両足測定タイプ」と「両足測定タイプ」があります。

体組成計に乗る女性

「両手両足測定タイプ」は、電極がついたグリップを握って持ち上げると、両手・両足から全身に微弱電流が流れて測定されます。

体型の違いや体水分量の違いによる影響を受けにくいという特徴があります。

「両足測定タイプ」は、体重計と同じように、機器に乗るだけで測定することができます。

握力が弱い人も簡単に使えるという特徴があります。一方で、体水分量の違いが測定結果に影響しやすく、両手両足測定タイプに比べて正確性が多少劣るとも言われます。

※体内に含まれる水分のことで、血液・リンパ液・細胞間液・細胞内液などを指す(「各機能のご説明|タニタ」参照

「体組成計」「体重計」「体脂肪計」の違い

体重計に乗る足

一般的に体重計は体重を、体脂肪計は体重と体脂肪率しか測ることができません。

一方で体組成計は、メーカーや製品ごとに異なりますが、体重に占める筋肉量・骨量・皮下脂肪率・内臓脂肪レベルなど詳細な項目が数値化されます。

 体重体脂肪率筋肉量・骨量・内臓脂肪量など基礎代謝・体内水分率など
体重計×××
体脂肪計××
体組成計

体組成計で測定可能な項目のうち、代表的な7つの項目(体重除く)を見ていきましょう。

体脂肪率・内臓脂肪レベルとは

体脂肪率

体重のうち体脂肪の重さが占める割合のこと。

体脂肪は体を動かすエネルギー源であると同時に、皮膚や髪に潤いと与えたり、ホルモンの働きを保つために欠かせません。

体脂肪率が高すぎると、肥満による糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の原因になります。

体脂肪率をただ下げるだけでなく年齢や自身の運動量に見合った数値を目指すようにしましょう。

内臓脂肪レベル

おなかの内臓周りに蓄積される脂肪のことで、メタボリックシンドローム診断における必須項目です。

内臓脂肪が過剰に蓄積されると、高脂血症高血圧・高血糖・動脈硬化などの原因につながります。

体脂肪の量(割合)は体脂肪率を見ればわかりますが、そのうち内臓脂肪と皮下脂肪の割合がどれくらいなのかは判断できません。

体組成計の「内臓脂肪レベル」測定では、内臓脂肪の蓄積度から生活習慣病などが発症するリスクレベルを推定します。

筋肉量・骨格筋率・推定骨量とは

筋肉量・骨格筋率

体重のうち筋肉・骨格筋が占める割合のこと。

体の筋肉は足や腕など体を動かす「骨格筋」、心臓を動かす「心筋」、内臓や血管を構成する「平滑筋」の3つに分類されます。

筋肉量が減少するとエネルギー消費が減少し、脂肪を蓄積しやすい体になったり、運動機能や内臓機能の低下にもつながります。

骨格筋の重さを測定するもの、骨格筋・平滑筋に水分量を含めて測定するものなど製品により異なります。

骨量・推定骨量

骨全体に含まれるカルシウム等のミネラルの重さのこと。

骨量は20歳頃をピークにして、その後は加齢とともに徐々に減少していきます

体組成計では脂肪量との相関関係をもとに骨量が算定されます。骨の強さ・密度・硬さを直接測定するものではないため、骨粗しょう症などが心配な方は専門医に相談しましょう。

BMI指数・体内年齢とは

BMI

BMI(Body Mass Index)=体格指数国際的に肥満を判断する基準として認められています。BMI値は次の計算式で求められます。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMIが標準値より大きすぎても小さすぎても、病気にかかりやすくなると言われています。

ただし、BMIは身長と体重から計算されるだけなので、筋肉量が多くて体重が重い場合でも肥満と判定されることがあります。

体重に対する筋肉と脂肪のバランスを知るためには、体脂肪率・内臓脂肪レベル・骨格筋率などの数値を総合的に見ましょう。

日本肥満学会が定める日本の肥満の基準
肥満判定やせ普通肥満(1度)肥満(2度)
BMI値18.5未満18.5以上25未満25以上30未満30以上

体内年齢

基礎代謝などの年齢傾向から、体組成で測定された数値がどの年齢の体組成と近いかを判定したものです。

例えば、実年齢40歳の人において筋肉量が多くて基礎代謝も高い場合、体内年齢は20歳代と判定されることもあります。

※厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の基礎代謝基準値に基づき、各メーカーによる研究や統計から算出したもの。

基礎代謝量と筋肉量の関係

基礎代謝量

生きていくために最低限必要な1日のエネルギー量のこと。

呼吸や体温維持など、生命活動を行うために常に使われているエネルギーで、1日に消費するエネルギーのうち約70%を占めています。

つまり、何もせずダラダラと横になって過ごしているだけでも基礎代謝が行われているということ。

基礎代謝の基準値は、年齢・性別・体重によって異なります。

参照体重による基礎代謝量
性別男性女性 
年齢
(歳)
基礎代謝
基準値
(kcal/kg/日)
参照体重
(kg)
基礎代謝量
(kcal/日)
基礎代謝
基準値
(kcal/kg/日)
参照体重
(kg)
基礎代謝量
(kcal/日)
12~1431491,52029.647.51,410
15~172759.71,61025.351.91,310
18~2923.764.51,53022.150.31,110
30~4922.568.11,53021.953.01,160
50~6421.868.01,48020.753.81,100
65~7421.665.0140020.752.11,080
75以上21.559.61,28020.748.81,010

参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」令和元年12月

一般的に、基礎代謝の低下は肥満につながりやすいと言われています。

基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やすことが欠かせません。有酸素運動や筋トレに限らず、ストレッチや腹式呼吸なども代謝アップが期待できます。

さらに入浴等で身体の芯から温めたり、内臓の働きを良くするものを食べる、といった生活習慣の改善もポイントです。

厚生労働省「e-ヘルスネット 健康用語辞典

最新の体組成計は、ますます進化を重ねています。

体組成計と連動したスマートフォンアプリも登場。Wi-Fi環境があれば、体組成計の測定結果が自動でアプリに転送されて、数値のグラフ管理までできちゃいます。

お家時間が増えた今こそ、「体組成計」をつかって健康管理に取り組んでみませんか??