東日本大震災の発生から今日で10年を迎えます。

改めて震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

ホウライの薬局がある新潟県でも大きな揺れを感じ、2004年の新潟中越地震が思い起こされました。

 

あれから10年。

地域医療に携わる者として何ができるだろうか?

スタッフ一人一人が自問しながら、健康セミナー開催や防災運動への参加などを通して、安全安心な地域づくりに取り組んでまいりました。

 

患者様との何気ないコミュニケーションのなかで、”小さな気づき”や”声かけ”が防災につながることもあります。

薬局はお薬をお渡しするだけの場所ではない。私たち薬局も地域の一員であることを決して忘れずに、地域の自助・共助のためにこれからも活動してまいります。

 

(以下再掲)災害医療チーム「JMAT」に参加したホウライスタッフに活動の様子を伺いました。

2011年4月 東日本大震災の被災地における活動

2011年4月、公益社団法人日本医師会により組織される災害医療チーム「JMAT」に参加。

新潟県医療救護班として東日本大震災の被災地に派遣され、お薬の処方・調剤を通して支援活動を行いました。

私が参加した新潟県医療救護班は2チームに分かれ、「医師3名、看護師1名、事務員2名、薬剤師1名」で構成されました。

 

医師たちも限られた医療資源の中で診療を行い、当然、薬も一部に限られたものでした。

またそのような環境下ですので、慢性疾患の患者さんに対しても、今まで飲んでいた薬とは異なる薬を処方・調剤することになります。

この場合、従来の良好なコントロールが維持できるとは限らず、患者さんの安心を担保することができるのは私たち医療従事者だと考えます。

 

患者さんへの指導を通し、アドヒアランスの向上・コンプライアンスの維持のためにも、われわれ薬剤師は重要な役割を担っていたのではないかと思います。

薬剤師としてチームに貢献できたことは今後の大きな自信につながりました。

 

参加前は自分に何ができるのか不安に感じることもありましたが、今は、被災地にも薬剤師が必要だったと確信しています。

各地の報告では、薬剤師不在のチームもあるようでしたが、より良い活動・医療を提供するためにも、今後も切れ目ない薬剤師の支援活動が続くことを祈っています。

 

最後にこの活動に参加するにあたり、ホウライの皆さまから支援いただけたことにも感謝しております。ありがとうございました。

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※要配慮者とは…高齢者・障がいのある方・乳幼児・妊産婦・外国人など、災害が発生した時に情報把握・避難・生活手段を確保することが困難な立場にある人のこと(参考:東京都防災ホームページ「災害時要配慮者への支援」